MIELS 三重県救急救命標準化教育統合コースの目標
「MIELS」 開催の目的
MIELS(Mie Integrated Emergent Life Support)の目標は、心肺機能停止状態、急性冠症候群、急性期脳卒中、重症外傷、多数傷病者対応など、病院前救護活動・病院前診療に必要な知識と技術を習得する事です。更にチームダイナミクスの向上や他チームとの連携を通じて傷病者の予後の改善を目指します。MIELSはこの目標達成のために開発された「統合化された救急救命標準化教育コース」です。
第３回のMIELSは、副題をDisasterとしたように多数傷病者への対応を重要視したコースになっています。爆発事故や化学薬品の絡む災害時の活動を取り入れたシナリオで皆様をお迎えいたします。
「MIELS三重県救急救命統合コース」のコンセプト
- 参加者もスタッフもトレーニングやブース運営を通じて医療と消防との連携強化を図ります。
- ガイドラインやプロトコルを遵守し、医学的根拠に基づいた活動を重視します。
- 傷病者に対して不利益がない、接遇（知識、技術、親切）を重んじた活動を目指します。
- 参加チームとブース運営者双方向の評価を行い、各々の立場での目標達成を図ります。
- コースで得た知見を次の教育や救急活動に反映させ、PDCAサイクルを円滑に回します。