1. 指導救命士中心の企画運営
指導救命士の役割
統合化コースのシナリオは全6種類。今回は心肺機能停止、ショック、心血管疾患、脳疾患、アナフィラキシー、低血糖、多数傷病者対応をテーマにしました。各ブース長は指導救命士が担当し、シナリオ作成、評価表の作成、会場の設営、シナリオ進行、実施中の評価、受講チームへのフィードバック、次の受講チームのための会場の復旧を全てこなします。
事前計画と当日の運営
事前の計画は細部に及び、当日初めて集まるスタッフにブースの運営方法を指示します。役割分担、情報の共有、そして安全の確保まで基本的に全て指導救命士が担います。指導医師は医学的見地から指導を行いますが、ブースの運営主体を担うのは指導救命士です。
コースコーディネーターの役割
コースコーディネーターは4名。3名のサブコーディネーターが各々の責任を分担し、1名がリーダーとして全ての采配を行います。前日から準備を進めてようやく当日朝のミーティングに臨みます。
消防学校の全面バックアップ
参加チームとスタッフ、そして模擬患者役の学生を含めて全員で261名。これだけの人数を支える食事も準備しなければなりません。いつもお世話になっている食堂のスタッフに感謝。